恐怖、イヤイヤ期真っ盛りの3歳七五三と私が伝えたい事。

こんにちは。CuiCui Photo Works 沼山かおりです*

今年の私の七五三撮影も残すところ2件となりました。

12月は、先にinstagramでお知らせさせて頂いてたのですが、

少しお仕事の件数をセーブさせて頂きたいと思っております。

次男0歳最後の月。

生後3ヶ月で保育園に預け仕事復帰をして、何だかんだ忙しくて

次男の0歳育児にやはり未練があります。

最後の悪あがきですが、12月は私の人生から永遠になくなってしまう0歳育児を堪能させて頂きたいと思っております。

0歳の次男の至近距離で一緒にお昼寝したり、

ハムハムしたり、

吸ったり、

太腿を食べたり、顔をうずめたり、

そんな事をしながら今年と次男0歳のフィナーレを迎えたいです。

ご理解頂けると嬉しいです。

とは言え、あと3件程は撮影受け付けておりますので、

ご検討の方は是非ご連絡下さい!

さて、今日はもう2ヶ月前の9月の事ですが、

私の秋冬シーズン七五三の1人目の3歳の女の子のお写真を紹介したいと思います。

訪れたのは、大宮の『トータルビューティーシオヤ』さんです。

大宮氷川神社へのアクセスも良く、着付けヘアメイクが出来るのでオススメです。

撮影も快くさせて頂き、ありがとうございました!

ママから事前に、

「娘が私に反抗的なので大変不安です。」

というメールを頂いていたので、ふむふむという感じで伺ったのですが・・・

お支度は何だかとっても順調です!

着付け前のおトイレから帰ってくる時に通り過ぎちゃって、

てへへ!

人見知りもなくって私にも笑顔を見せてくれました!

この写真の9月の撮影から、現在この記事を書いてる間に沢山の七五三撮影をさせて頂いて、今年もやっぱり色々ありました!

神社に着いて発熱してしまった3歳女の子や、

「神様を真っ二つにしてやる!」と、「ママをレゴにして遊んでやる!」という名暴言(かわいい)を放ってお支度拒否する5歳男の子などなど。

七五三というのは慣れない着物を着る事や、やはりある程度はしっかりした写真を残すべしみたいな『型』があり、

そんでもって、子供というのは『型』にはめるのが1番難しいのであり、

そんなある意味ギャンブルみたいな行事に、親はお金と時間と労力をかけているのです。

「七五三とは写真の為の行事ではなく、子供のお祝いの日なのです。だから何したっていいのです。うふふ。」

みたいに私は言っておりますが、その言葉はある角度からは正しく、

もう片方の角度からはだいぶ足りないものでもあります。

私は基本はやはり、

『子供さん本人に「七五三楽しかった!」って思って貰いたい』

これに尽きます。

例えばお子さんがお着付けでとんでもないイヤイヤを発動させたとしますよね。

無理やり着せれば本人にとっては苦痛であるし、七五三が嫌な思い出になり兼ねない。

それは私の基本とは反するのですが、

やはり『着物』は七五三の目玉であり『型』であり、

これも「着たくないなら無理に着せなくてもいい」という訳ではないのですよね。

七五三とは、子供の成長をお祝いし、神様に報告し、感謝し、つらりつらりとありますが、

親は正直なところ、我が子の可愛い着物姿が見たい!ちゃんと写真に残したい!

もう、シンプルにコレですよね。

でも、嫌がる子供に無理やり着物を着せて、泣いてるのを神社に引き摺って行き、叱って立たせて写真を撮っても、

誰にとっても望むものがそこにない状態になります。

誰もというのは、子供本人は勿論、親だって、私だって、そして仏様や神様的な存在にとっても。

着物をお子さん本人が喜ぶか嫌がるかはもう本当当日になってみなければ分かりません。

事前に練習した時は調子良かったのに、当日グズり出すなんて事もしょっちゅう。

着物はとにかく何としてでも着せる訳です。

親であるこちらのまず最初の最大の望みな訳ですよ。

でも、縛り付けて無理やり着せてもしょうがない訳ですよ。

そこで、

『子供が嫌がるものをいかに盛り上げ、時には騙し、結果的にゴキゲンに終着できる様上手く着せてしまうか』

これこそが七五三における最大の難所であり、大人の技量の問われるところであります。

このインポッシブルなミッションを抱えているのが、

親御さんと着付師さんと私。

支度のシーンで『プレッシャー』が一番大きいのはおそらく着付師さん。

遂行すべき仕事がありますからね。

でもここは私にとってはあまり責任のない場面であります(笑)

目の前で起こる全ての事をそのままありのまま捉えて撮るだけ。

お子さんがイヤイヤしても、ひっくり返っても、一度着た着物を全部また脱いじゃっても、

「うんうん♡可愛いっっ♡♡♡」

とシャッターを切ればいいだけ。

とにかく私は、本当何しても可愛い可愛いって目尻を下げて写真を撮っているだけな訳ですが、

『責任』という言葉が合ってるか分からないけれど、

子供がイヤイヤを発動した時に、それを親御さんは大きく感じてしまうものです。

着付師さんに対してご迷惑をかけていると。

でもどうなのでしょうか。

私はやっぱり、『責任』という言葉の当てはまる感情があるならば、

親御さんはそんなもの全然感じる必要がないと思います。

きっと彼女のママも、七五三に対する不安というものの正確なところは、

お子さん本人が反抗的であるというところそのものではなく、

着付師さんやカメラマンである私、つまり「ヒト(他人)に迷惑がかかる」という部分なのではないかなと。

私は勿論、遂行すべき写真という仕事に関して、

やはりある程度の『型』が必要になる神社に着いてからは一番の『プレッシャー』を引き継ぐ訳ですが、

そこに関しても親御さんは『責任』というのもは放棄していいと思っています。

勿論、親としての責任でなくって、写真に関する責任の事ですけどね(笑)

私は常々、七五三撮影において子供の態度がどう転ぶかという、

親御さんの責任というか、プレッシャーというか、

そういうものを軽くするにはどうしたらいいのかというのを考えていて、

伝えたいとも思っているのですよね。

着付けにおいても、写真撮影においても、

お子さんがイヤイヤを発動した時に、「すみません」と親御さんが思う必要は全くないと。

なんて言えばいいのですかね。

『責任』という言葉を使うとすると、

確かに、着付師さんには、着崩れないように綺麗にしっかり着せる責任があります。

私たちカメラマンには、適正の露出で、ブレなく、いい感じの構図でいい写真を撮る責任があります。

でも、子供がにっちもさっちもいかない位にぐずった時に、子供の気持ちを立て直す責任は誰にあるのか?親に?着付師さんに?私に?という事について。

私はそこに誰にも『責任』はないと思っています。

私は、そのインポッシブルミッションに共に立ち向かう『同志』の様に考えたいと思っています。

着付師さんは分からないけど、私の撮影料金にはその同志料も含まれています。

親御さんはその金額を私に払っているのだから、堂々と我が子を愚図らせていいのです。

私たちは不可能に立ち向かうトム・クルーズ。

途中が何であれ、「最高の七五三だったよね!」で終われれば万々歳です。

着付けの時間は、イヤイヤも「いーぞ!いーぞ!」とただシャッターを切りまくる私ですが、

神社に向かってからは、いい写真を撮る為にもお子様を楽しませる責任、

これはしっかりと感じています。

このシーンでは親御さんとは『同志』というより協力して頂きたい、という感じです。

何よりお子さんと一緒に楽しんで欲しい。

「よし、何とか着物も着た。

事前に、着物、神社、カメラマン、会食の手配をしたのは私!

無事にお参りもしてこれで私の任務は終わったも同然!楽しもう〜〜〜!我が子の成長した、可愛い着物姿を楽しもう!

お疲れ、私!!」と。

もしここでお子さんの楽しそうな写真が1枚も撮れなかったらそれはカメラマンの責任でありますので、もう本当楽しんで欲しいです。

私たち頑張ります。

 

上の写真は、可愛いポーズを練習してるところ。

ママがお会計中に一緒に練習して、ママにも見せてあげてます。可愛い!

お支度から撮影に入る事は、

お子さんに私に慣れてもらう、仲良くなる大事な時間でもあります。

1歳になったばかりの弟ちゅんもいます♡

(私が次男を産んでからの病気ですが、下の子がいる場合の「君」とか「ちゃん」とかが「ちゅん」になってしまいます。ウザくてすみません。)

ママに反抗的という姿が全然想像も出来ない位ごきげんな彼女。

鳥居での一礼もちゃんとできました!

私が持っていった和傘が気に入って、最初からずっと持ってました♡

親がとる姿勢に付き合わされる抱っこひもの赤ちゃん。

可愛い。

9月の大宮氷川神社は参拝の方はやはりまあまあいらっしゃいますが、

七五三のお参りはまだ少なくてとっても良かったです。

ご祈祷が終わったので、さあお写真撮影!

大好きなママと2ショット。

そう、ママさんが納品後にとても嬉しいメールを下さいました。

 

”娘は節目節目のスタジオ撮影で度々不機嫌になり、後日撮り直しになることがありました。

日に日にイヤイヤが激しくなっていく娘の七五三撮影が怖くて(笑)

そんな中、沼山さんのブログの七五三の着物をなかなか着たくない可愛らしい女の子の記事を読み、胸を打たれました。

当日の娘はご機嫌で安心したのですが、

それは私自身が、「不機嫌になっても沼山さんならそのままの姿を可愛く残してくれるかな・・・」

と、いつものスタジオ撮影より心に余裕があったからかもしれません。”

こんな感想を頂き、本当にうれしかったです!

実は私がいい写真を撮れるかどうかは、お子さんの機嫌にかかっている訳ではないのですよね。

どちらかと言えば、親御さんの気持ちというか、どう構えてくれるかによります。

 

親御さんが温かく見守る土台の上にお子さんを置かないと、

私がいくら頑張ったところでごきげんを引き出す事は出来ないし、

どんなに綺麗な背景の前で、完璧な構図と露出でシャッターを切ったとしても、

何だかいい写真にはならないのです。

だから私が、「う〜ん、我ながら最高の七五三写真撮ったな!」

なんて思う時は、それはやっぱりお子さんの可愛さも勿論あるけれど、

親御さんの、時に忍耐強いと言っていいほどの優しい見守る気持ちに感謝する時なのです。

そっくりなパパとの2ショットも!

パパと娘さんがそっくりな事本当多くて、愛が溢れてきてしまう。

そしてママと弟ちゅん!そっくり!

こちらも愛が溢れてきてしまう!!

私はいちを、家族の集合写真とキチッとしたソロ撮影の時は草履を履くことを提案しますが・・・

どうもグニャグニャして履けません(笑)

で、履かない!っていう本人の意向に添います!

親御さんも良ければ、履かなくて良し!!

お着物がきっちりしてるかどうかよりも本人のいいお顔重視!

お姉ちゃんが履かないなら僕ちんが♡

狙わないで咄嗟に見せる表情や会話も好きです。

素敵な石を拾ったよ!

自由に遊んで、

よーい、ドン!も。

可愛いねえ。宝物が走ってくるね!

3歳の女の子の剽軽さを撮りたいって思います。

次の7歳では見れなくなってしまうかもしれない姿。

1歳の弟ちゅんも「はーい!」のお返事が出来る様になって、一緒にしてくれました可愛い!!!!

私は上の肩車とか、「これしてみる?あれしてみる?」とお願いしたりしますが、

結果してもしなくてもどっちでもいいです。

しないでこうやって石触ってるのとかも可愛い。

神社での撮影は私からお願いするポーズと拒否された時のこれまた楽しい成り行きショットと、

どちらもアリな感じで進めていきます。

これは私が定番でお願いする『千歳飴鬼』です。やっぱ可愛い♡

大体みんなやってくれます。

特許とかないのでみんなやって下さい(笑)

飴を食べちゃうか食べさせないか問題は親御さんの判断にお任せしていますが、

食べると可愛い表情撮れたりするので、後半に開けるのもありかなと思います。

こうして、恐怖でもあった彼女の七五三は、本当に本当に最初から最後まで順調に終わったのでした。

でも子供って天才だもんね。

本来ダメな七五三なんてこの世に一つもないんだもの。

私たち大人がどうみるか、それだけの事なのかもしれません。

そして後日仕上がったアルバムも一緒に納品させて頂きました!

A5サイズのアルバムはコンパクトで、可愛い彼女にぴったりです。

アルバム納品後もメールを頂いて、こんな可愛いエピソードが!

 

”娘もとても喜んでおり、お話を作って絵本の様に弟に読み聞かせていました(笑)

自分が走っている写真に対して、

「あちこちに走りましたが、とと(父)とかか(母)は怒りませんでした。」

という文章をつけていて面白かったです!”

 

2人がパジャマ姿でアルバムを見ている写真が添付されていて、

もうもう、可愛すぎて愛しさが爆発、幾度となく飛んでいる宇宙を経て月面に着陸しました。

でもやっぱりな。

パパさんとママさんが温かく見守ってくれてた事が彼女の中にちゃんとあるって事だよね。

ご依頼本当にありがとうございました。

また改めて、3歳の七五三おめでとうございます!

彼女のおかげで私も秋シーズン七五三撮影の幸先のいいスタートが切れました。

また何かの機会でお会いできたら嬉しいです*